2017年10月28日土曜日

第27 回鳥学講座開催のお知らせ

夢を運べ、北の島から日本の空へ
絶滅から復活への道を歩むシジュウカラガン

講 師:呉地正行(くれち・まさゆき)日本雁を保護する会会長
 
  平成29(2017)年 11 月4 日(土)
午後14 時30 分〜 16 時(開場1 時)
場 所:アビスタ(我孫子市生涯学習センター)ホール(定員:120 名)
千葉県我孫子市若松26-4



会場までの交通:JR 常磐線 我孫子駅南口から「アビスタ・市役所経由」のバスでアビスタ前下車すぐ。
参加費:無料(事前の申込みは要りません)
主 催・問い合わせ:我孫子市鳥の博物館(電話04-7185-2212)、
          (公財)山階鳥類研究所(広報担当 電話04-7182-1101)

 かつて大群が日本に渡来していたシジュウカラガンですが、20 世紀初頭、繁殖地の千島列島に、毛皮を採る目的でキツネが放されたために激減し、日本への渡来もほとんどなくなってしまいました。 
 1980 年代に日本雁を保護する会を中心として始まったシジュウカラガンをよみがえらせようという取り組みは、国内外の様々な人々や組織を巻き込みながら進められてきましたが、この取り組みが近年実を結んで、現在は3000 羽ほどのシジュウカラガンが北日本を中心に渡来するまでになっています。
 同会会長の呉地さんにこの取り組みの経緯と成果、さらに課題や教訓についてお話しいただきます。

 鳥学講座は「ジャパン・バード・フェスティバル2017」11 月4 日(土)、11 月5 日(日)に合わせて開催されます。